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神田資料室

KANDAルネッサンス 57号 (2001.04.25) P.170 印刷用
information−神田東奔西走

ハンパじゃない環境問題への取り組み
インナーはNASAの宇宙服
「蛙とびこむ水の音」バッグまであるぞ

パタゴニア

 世の中が少しずつではあるが、変わろうとしているかもしれない。最初パンフレットを見て「こんな企業が世の中にあるのか」と思った。いわく「パタゴニアはウエアを作っているが、ファッションメーカーではない」というのだ。ここらへんでごく正常な人間なら、うさん臭いエセコピーライターのこけおどし文句に違いないと思うことだろう。その上、利益の1パーセントを環境保護団体に寄附と聞けば、「また宣伝のために」とこう考える。
 しかし読み進めるうちに、逆に私たちのこういう感覚がいかにコマーシャリズムに毒されているかを思い知らされた。とにかく一度パンフを読んでもらいたい。例えば、今ちまたで人気のフリース。市販製品のほとんどの原料は原油だが、パタゴニアではペットボトルから作ることに成功。他社もリサイクルはいいことだと追随したが、メディアが興味を持たなくなると、また元の原油から作り出した。
 つまり一般企業の最大関心事は製品や環境よりメディアなのだ。ここに企業の哲学の崩壊がある。
 さらに追求していくと、パタゴニアの姿勢は小さな環境への取り組みを試行錯誤を重ねながら決してあきらめていないというところにある。
 絶対で最高の製品や企業はないということを良く知っているということは、彼らが最良に最も近いということでもある。
 社員はみんな何か自然と親しむ趣味の持ち主だ。神田店の市原さんも昔から山にあこがれ今もロッククライミングを楽しむ。自然に常に触れ遊ぶことが会社の運営にもつながるという考え方が社内にある。
 社員が会社と自然を愛していると明言できる幸せなお店にあなたも一度訪ねてみては。
 
 


【パタゴニア】
神田小川町2-3-18
TEL 03-3518-0571
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