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神田の花咲かじいさん

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新堀さん  みなさん、はじめまして。「神田の花咲かじいさん」こと新堀栄一と申します。生まれは長崎、九州男児でございます。
私は、40年にわたり千代田区の緑と共に生きてまいりました。特に全国的に有名な桜の名所である、千鳥ケ淵の桜の植樹(昭和30年〜)は、私が手がけた数多くの植栽工事の中でも、一番思い出深い仕事でございました。
今はグリーンアドバイザーとして、神田を中心に活動中です。これから、千代田区の緑の歴史をお伝えしてまいります。ご質問も随時受け付けております。どうぞお楽しみに。

■第二話 独りぼっちのスズカケノキ

スズカケノキは別名プラタナスと呼ばれ、世界四大並木の一つで、ニレ(エルム)・ボダイジュ(リンデン)・トチノキ(マロニエ)とともに世界各国のどの都市でも見られる樹木です。日本でもイチョウに次いで多く植えられ「鈴懸けの道」等の歌でよく知られています。
 日本には明治の初めに渡来し、明治44年頃から並木として植えられ始めたと言われています。その後緑陰樹木として当時都心の各所に配置されていた警察署の立番所(雨露をしのぐだけの建物)に勤務する警察官に日陰を提供するため植えられたのが、スズカケノキだったと推察できるのです。
 千代田区内でも現在、大手町一丁目丸の内消防署前、猿楽町一丁目町会事務所横、神田駿河台二丁目交番際、神田淡路町二丁目昌平橋際、九段北四丁目新見付橋際、丸の内三丁目旧都庁入口際等で独りぼっちのスズカケノキの老樹に出会うことが出来ますが、中には道路改修工事等の理由により撤去されたり枯死したものもありました。
 派出所から交番に変わって優しい緑陰を必要としなくなった現在、独りぼっちのスズカケノキの過去の優しさに感謝し、これからも大樹としていつまでも人々に緑光を与え続けて貰いたいものです。

丸の内消防署前のスズカケノキ
御茶ノ水橋際

■緑の相談
「神田の花咲かじいさん」による緑の相談は、現在休止しております。

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