■第18話 千代田区のさくら便り その8
千代田区の桜といえば千鳥ヶ淵のソメイヨシノが有名ですが、他にも区内に40種類以上の桜があるのをご存知でしたか?
「千代田区のさくら便り」では、区内で今見ることのできる様々な桜のご紹介をしていきます。
○2006年4月13日現在、千代田区で見ることのできる桜○
【関山(カンザン)】
この桜は江戸後期から記録に残っているが、明治期の荒川堤から全国に広まった品種。花色は人目を引く紅色で、開花時には大きな八重花を房咲きさせるので、花の重みで枝が垂れ下がる。寒さや病虫害に強いため各地に植えられている。結婚式などの慶事に飲まれる「さくら湯」はこのカンザンの花が使われている。海外でも多くの国々で好まれて植えられている。
*区内の見どころ……紀尾井町通り・千鳥ヶ淵公園・憲政記念館・北の丸公園・東御苑など
◇北の丸公園・憲政記念館では、現在その他各種のサトザクラが見られます。◇ |
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