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神田のさまざまな風景を、今昔を取り混ぜた写真でご紹介します。

■お茶の水橋

神田駿河台2丁目
 橋の向こうは本郷側。正面に見えるのは東京師範学校で、現在はここに東京医科歯科大学がそびえている。この橋ができるまで、お茶の水と本郷側を結ぶ橋がまったくなかった。谷が深過ぎたからだ。皇居にあった吊り橋をここに、という案があったくらいだが実現しなかった。それでも竣工したのは明治24年だから、かなり古い。どれくらい古いかというと、樋口一葉にまでさかのぼる。彼女は開橋式の数日後、ここに立って、お茶の水の渓谷美を妹と二人、堪能して家路についた。
 当時はまだ写真のような路面電車は影も形もなかったが、神田山の、それもその頂上に初めて橋がかかったわけで、その驚きはたいへんなものだったらしい。その見晴らしは今でもすばらしいが、当時も東京のベスト・ビューポイントとして遠くから見物人がつめかけたという。
 現在の橋が誕生したのは、震災後、昭和6年のことだった。
文:中西隆紀

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