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神田のさまざまな風景を、今昔を取り混ぜた写真でご紹介します。

■名倉病院

神田駿河台4丁目
明和7年(1770)足立区千住で、初代名倉直賢が骨接ぎの医業を創めた名倉病院。その後、昭和6年神田駿河台に5代目名倉謙蔵が、整形外科専門の病院を開設した。
同年竣工された4階建ての重厚な建物は、以降74年間、神田駿河台のシンボリックな建物の一つとして、欠かせない存在感があった。
背丈より高い石張りの立派な門を入ると、中庭には広い車寄せと駐車場があり、建物の外装は黄土色のスクラッチタイル貼り、内部の床はモザイクタイル貼りで、ここへ来ると、時間が止まったような不思議な感覚を覚えたのは、私だけではなかったろう。
そのような魅力を持った近代建築も、時代の大きな流れに逆らえず、コクヨとの共同ビル化に踏み切り、平成18年に新ビルが落成。地上階は共同住宅と事務所として使われているが、以前と同じく南から入る一階は、整形外科専門の名倉クリニックとして開業し、一階の外壁には、昔を偲ばせる黄土色したスクラッチタイル、嘗て庭にあった灯篭や植栽は、クリニックへのエントランス部に残されている。
文:亀井紀人

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