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KANDAルネッサンス 90号 (2009.12.25) P.3 印刷用

特集 ワクワクするようなアートの街! CETエリアを歩く

エリア紹介①−柳橋エリア

「最近、東神田や馬喰町周辺で面白いことが起こっているらしい」
 ある時そんな話を耳にした。
「セントラルイースト東京(以下CET)」というイベントをきっかけに、いまこのエリアには現代アートのギャラリーやデザイナーのアトリエ、こだわりのある雑貨屋やカフェなどが次々とでき、様々なジャンルで「新しいものを生み出す人たち」が集まってきているのだという。
 東神田や馬喰町といえば、江戸時代は古着屋・家具屋・旅館などあらゆる商売が集まり、戦後は繊維を中心とした問屋街として発展してきたところ。ここ30年ほどは周辺の大規模開発に押され、空きビルや空室の目立つ地域となっていた。
そのエリアで、いったい今何が起こっているのか———

 街の面白さは歩いてみなければわからない! ということで、CETエリア(柳橋〜馬喰町〜東神田)の魅力を女性の目線で探るべく、前号の特集で神田を案内してくれた、『かんだ乙女まっぷ』制作者の小林絵美さんを誘った。
浅草橋駅で待ち合わせたら、まずは柳橋へ。江戸情緒たっぷりのこの場所から、まち歩きを開始! それでは、二人が巡ったおすすめスポットをご紹介。


◆柳橋エリア◆

 柳橋周辺は船宿が多く、神田川にはたくさんの屋形船が浮かんでいる。橋の袂に植えられた柳の木、そして佃煮屋「小松屋」の佇まいとあいまって、何ともいえず下町らしい趣。


繊細に美しく。季節を彩る和菓子
梅花亭




 神田川のほとり、柳橋のすぐそばにある「梅花亭」は、明治中期創業の和菓子屋。最初は「梅花香」という薬屋から始まったという。人気の和菓子は、求肥で粒餡を柔らかく包んだ「子福餅」、梅の花の形をした「三色うめもなか」、珍しいうぐいす餡のどら焼き「三笠山」。いずれも小ぶりで可愛らしく、女性へのお土産としても喜ばれそう。そのほか季節の上生菓子の繊細な美しさにも目を奪われる。吟味した素材の味を生かすことにこだわった、自然な甘さが嬉しい。

【梅花亭】
台東区柳橋1-2-2/tel.03-3851-8061
8時30分〜18時(土曜は17時まで)、日祝休



思考を止めて作品と対話する
parabolica-bis




 大きな円窓が印象的な「パラボリカ・ビス」は、雑誌『夜想』の編集長、今野裕一さんが運営するギャラリー&カフェ。夜をテーマにした「ナハト」、朝をテーマにした「マッティナ」、イヴの肋骨という意味をもつ「コスタディーバ」の3つのスペースから成る。展示は雑誌の特集と連動する形で企画され、誌面に登場した作家の生の作品に、ここで触れることができる。周囲の街並みとは別世界の耽美な空間で、乙女気分を堪能。

【パラボリカ・ビス】
台東区柳橋2-18-11/tel.03-5835-1180
平日13時〜20時、土日祝12時〜19時、水曜休、入場料500円



心静かにしてくれる、古い家の温かさ
lucite gallery




 ビルのなかでひと際目立つ、何とも趣のある日本家屋。この邸宅には元々、浅草の人気芸者であり歌手の故・市丸さんが暮らしていた。現在はギャラリーとして改装され、不定期で展示会が行われている。木の廊下と畳から伝わるぬくもりが心地良い。2階は展示によってカフェスペースにもなり、その窓から望む景色は最高! 美味しいコーヒーを飲みながら目の前の隅田川を眺めていると、時間が経つのも忘れてしまう。

【ルーサイトギャラリー】
台東区柳橋1-28-8/tel.03-5833-0936
展示会時のみ営業、不定休




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