KANDAアーカイブ

神田学会
お知らせ 神田資料室 神田マップ 神田写真館 百年企業のれん三代記 神田の花咲かじいさん 出版物紹介 神田学会とは 神田学会資料請求 関連リンク Perspectives in English 神田アーカイブとは リンクについて 問い合わせ

神田資料室

KANDAルネッサンス 65号 (2003.04.25) P.160 印刷用
神田のいろどり18

千代田区にふくろう家族が増えました!


 以前神保町すずらん通りにあるふくろうの彫刻をご紹介しましたが、神田にもう一つ家族が増えました。東京堂書店のご主人、大橋信夫さんが九段南のビルを改装するにあたって、ここにもふくろう一家に住んでもらおうと考えたのです。
「ふくろうの本当の姿は、案外知られていないもの。だからリアルなものにしたかった」と言う大橋さん。そのイメージを形にするまでには、様々な積み重ねがありました。上野動物園に行ったり、ふくろうの生態を紹介するビデオを見たりという研究もさることながら、実際に制作する作家の決定も大切です。大橋さんは以前から懇意にしているギャラリーの深井美子さんに相談し、深井さんの紹介により彫刻家の小堤良一さんをふくろうの生みの親に決めました。そして試行錯誤の上生まれたふくろうは、表情から羽の動きまで生き生きとしています。
 一家が住んでいるのは大きな古い木のほこら。その木がたたずんでいる姿は周囲の木々に溶け込んで、まるで森の中にいるよう。「ただ彫刻を置くのではなく、周囲とのバランスを考えた『環境美術』をつくっていきたい」と深井さん。人々が触れ、集うことができる彫刻。それが大橋さんにとっても深井さんにとっても目指すものです。
 作者の小堤良一さんは根津の出身ですが、昔から神田とはなじみが深く、なかでも東京堂書店へは好きでよく立ち寄っていたといいます。
 不思議な縁が生み出したこのふくろう。もはや千代田区の新名所になりそうです。

千代田区九段南1-3-1 東京堂千代田ビル
ページの先頭へ

戻る

ホーム ホーム