KANDAアーカイブ

神田学会
お知らせ 神田資料室 神田マップ 神田写真館 百年企業のれん三代記 神田の花咲かじいさん 出版物紹介 神田学会とは 神田学会資料請求 関連リンク Perspectives in English 神田アーカイブとは リンクについて 問い合わせ

神田資料室

KANDAルネッサンス 59号 (2001.10.25) P.4〜5 印刷用

特集 学生街発祥の地「神田」に都心型学生街再興の動き


「都心型大学」という発想がきっかけだった
 神田は学生街発祥の地でもある。そして、その幕末明治以来の伝統学問の地が、今ささやかな変貌をとげようとしている。
 そのきっかけは駿河台にひときわ高くそびえ立つ明治大学のリバティータワーの出現であった。この高層塔を中心に明大が「都心型大学構想」を打ち出したのはまだ人々の記憶に新しいところだ。

専修大学に白亜のプロムナード誕生

 しかし、ことは明治大学ばかりではない。近年、神田にある各大学が次々に新施設建設に着手し始めたのだ。
 九段下手前の専修大学では角地に出現した記念館に続き、先程、大学院主体の7号館が完成した。これはわずか8階の小振りなビルではあるが、美しいプロムナードが1階中央を貫通し、白亜のエントランスとして校門を兼ねているという発想がすばらしい。
主婦の友社が売却・日大の新拠点「カザルス」のゆくえ
 一方、三崎町を中心とする日本大学だが、現在、法学部高層14階建て新校舎を増築中で、水道橋駅前景観に華を添えつつある。
 これらは、専大、日大ともに表通り商店街と軒を並べたかっこうで、大学が町の前面に登場してきたという印象たくましいものがある。
 そしてさらに、今人々の注目を集めているのが7月28日に記者会見発表された新しい動向だ。
 発表は、カザルスホールを含むお茶の水主婦の友社の敷地を日本大学が契約取得したというもので、「あのカザルスホールが消滅するのか」と一時驚かされた。しかし日大瀬在総長は「教学機関として文化財を残していく」とし、パイプオルガンも含めホールを維持していきたいというのが現時点での発表であり、今後のなりゆきが注目される。また8月20日付「日本大学新聞」は「駿河台に新教学拠点」という見出しでこれを伝え、ここにマンモス14学部全体が有効活用できる施設を建設したいとしているが、実際のところは日大駿河台病院のリニューアル問題など、今後調整していかなければならない件案があり、詳細は未定となっている。
明大・日大メインストリートが実現するかもしれない
 しかし、駿河台のこの地にとっては、この要地に日大の拠点が進出することによって大きく学生街の様相を変えていくことは確かであろう。
 リバティータワーの前に日大タワーが出現するかもしれない。そうすれば駿河台のメインストリートをはさんで高層学生街が誕生する可能性も出てきそうだ。
 それでなくても小子化がさけばれ、将来学生数の減少が見込まれるなか、大学運営の根本的改革と内容の検討が今問われている。


ページの先頭へ

戻る

ホーム ホーム