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KANDAルネッサンス 65号 (2003.04.25) P.13 印刷用

Myガーデン5

北原いさのさん 内神田1丁目

亡き夫の愛あふれる庭で、日々眺め、癒されて。

お庭のようす
 16年前、ビルを新築した際に、屋上に日本庭園を設置することを前提に、防水や荷重対策を入念におこなったおかげで、現在まで特別な手入れすることなく庭木は成長してきました。
 当時は今とは違い、屋上に庭園を持つなどということは珍しく、情報も限られていたため、大変苦労されたようです。
「私の故郷、石川の輪島からすべての材料を取り寄せ、輪島の造園会社に施工していただきました。今までに見たことのない大型のトラックでやってきて、近所の宿に泊まりながら、1週間かけて完成させてくれました」と北原いさのさん。庭園の中でも輪島の石で作られた灯篭は、北原さんのお気に入りのようです。約25坪ほどの庭園には、20種以上の樹木と数十種類の草木が自然のままの状態で生育されています。
また、樹齢120年を越える梅が、古木ならではの貫禄を感じさせています。
 93才になる北原さん。毎日庭を眺め、時には手入れのために、庭に出て土に触れる。そこは、いつも懐かしい故郷の土の匂いを嗅ぐことができ、木々に触れ、鳥や蝶と会話をすることのできる一番癒される場所なのです。
「このお庭は、主人からのプレゼントだもの」と、うれしそうに語る北原さんの頬が、少女のようにほんのり赤くなりました。
 毎年気になっているのがアロエの花。今年はいくつ花をつけてくれるか予測するのが北原さんの楽しみになっています。また、現在もカメラ片手に庭に出ては、草木を撮影しています。
 庭に出ると、愛でるような眼差しで植物を見つめる北原さん。きっと故郷の樹木の姿に、今は亡きご主人への思いを重ね合わせていらっしゃるのでしょう。

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