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神田資料室

KANDAルネッサンス 62号 (2002.07.25) P.13 印刷用

Myガーデン2

後藤禎久さん 神田多町二丁目

ヨーロッパの庭に魅せられて

これぞ、見せる緑!
 とにかく、何時通っても美しい。遠回りでもいいから一目見たい。
 そんな熱心なファンをもつ後藤さんの垣根は、四季折々の花々が絶えることなくいつも鮮やかに彩られています。
「花の精のとりこになったと言われます」と苦笑するご主人の禎久さん。ガーデニング歴は10年以上という貫禄ただよう神田っ子。
 きっかけは、ヨーロッパ旅行で見た庭の美しさと手入れの細かさ。日本の庭づくりはどちらかというと通りとは一線を引いたしつらいを求めますが、ヨーロッパの庭づくりは、通りの人々に「見せる緑」であるということ。花や草木で彩られた街にすっかり魅了されてしまった後藤さんは、さっそく、幅四間の垣根を「見せる垣根」へすべく、農大へ通っては土の勉強を、気になる苗があれば自転車に飛び乗って下谷まで行ってしまうほどの行動派。そんなこんなで10年を迎え、近頃ようやく花々のサイクルが決まってきたといいます。
 そんな後藤さんのひたむきな姿に街の人々も協力的。近年、玄関先をハンギングバスケットで飾るオフィスビルが近所に増え、ちょっとした名所になるほど。緑によって道と建物に新しい相乗効果が生まれているようです。
「植物は正直です。単に大きくするだけではなく、バランスを保つことが大切です。」と禎久さん。
 もっぱら久美子夫人が全体のカラーバランスをコーディネート。いつも自然の風がそよぐ環境でありたいと久美子夫人は言います。
 これからの季節は、夏野菜や朝顔が出番。人に見てもらえる緑を目指してはじめたガーデニング。
 今や人の心までをも動かす、下町の癒しの場になっています。

p01 p02 毎年人気のクロッカス。季節によっては、余った種や苗をプレゼントしている。
p03 昭和7年から手付かず下町の隠れた癒しの中庭。
p04 家族一番の協力者、久美子夫人と。
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