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神田資料室

KANDAルネッサンス 58号 (2001.07.25) P.5 印刷用

特集 関東大震災から学ぶ

これからは企業人も出動します!
神田第二分団に初の在勤者団員!

 現在、神田には三つの消防団があり、地域の住民をはじめ150名ほどが在団しています。お隣の丸の内の消防団は約90人ほどの団員を抱えていますが、そのほとんどが在勤者で構成されています。これはほとんど住民のいない丸の内の場所柄を反映しているともいえます。
 在勤者にとって災害に遭う確率は、はるかに勤め先である方が高いのです。このことを現実に受け止め、これからは、在勤者も消防団への活動に参加していくことが求められています。
ただいま見習中!
「会社からの薦めで神田第二分団に入団しましたが、皆さんの心の広さに助けられています。」と話す田中さん。普段は一緒に入団した藤崎さんと共に内神田にある建設会社の営業として日々神田の町を歩いています。
「私は神田とのお付き合いは日が浅いのですが、それでも道で団員の方から声をかけていただいたりするととても嬉しいですね」と藤崎さん。消防訓練は平日におこなわれこともありますが、都合をつけて出来る限り参加しているとのこと。
「消防団には町のリーダーが集まっています。だからでしょうか、俺達で町を守るという意識を強く感じますね。我々も一日も早く任される存在になりたいです」と、意欲満万。第二分団長の大塚悦弘さん(淡路町一丁目在住)は、「企業の第一線で活躍されている方々が防災に深い関心を寄せていることがうれしいです。時間的な制約はありますが、お互い弱いところを補い合って災害から町を守っていきたいです。とにかく企業人の入団は感謝しています。」とうれしい声。
地域との連携が命綱!
「去る6月のポンプ操法大会は一ツ橋中学校グラウンドで開催されましたが、一般の方々が見ることは出来ないのが残念ですね。これからは、このような大会が在勤者にも注目してもらえるような環境で開催されると、企業側の意識も高まってくるのでは。」と田中さん。企業側がおとなしく町の声を待つのではなく、積極的に参加していかないことには、何も始まらないといいます。「いくら防災グッズを揃えても、最後は地域と連携が命綱です。企業側はもっと町との関わりに関心を持っていかなくてはなりません。それが防災への第一歩だと思います」。藤崎さんは何かあったら自分が動く、という消防団で培われた意識がいつのまにか身についていると話します。「先日、勤め先の近所でボヤ騒ぎがあったんですが、自然と身体が現場に向かっていました。カバン片手に!」。町を守る消防団員としての気迫は、神田っ子にも負けません。
p02 緊張感溢れる消火風景

消防団の制服を着て。田中精一さん(左)と藤崎大介さん
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