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神田資料室

KANDAルネッサンス 57号 (2001.04.25) P.2〜3 印刷用

特集 今、神田がおもしろい その1
進化する神田祭

そして21世紀、神田祭の新たななる「進化」。

新世紀は、素からのスタート
曵き物を制作する東京芸術大学の石井壽郎さんに聞く!

体長6メートルの“無垢ムク”赤ちゃん
 イメージは「生まれたての赤ん坊」です。何しろ21世紀最初ですから、これから立派に成長していくことを願い、何も着ていない無垢な子供を附け祭りに登場させてみたいと考えました。
 いつの時代も人々は、物事を進化させることで文明を作り上げてきました。20世紀はマクロからミクロへ。
特に日本人は何事も小さくすることに情熱を注いできました。そして今、穏やかな雰囲気につつまれながら次の波の起源がはじまっている感じがします。そもそも祭りには、生命の誕生の要素が含まれています。
天下祭りを見てみても、山車を引く男達(精子)がいて皇居(卵子)へ向かって進んでいく。まさに、生命力・起源です。その強さ、勇ましさが祭りの源だと思うのです。この赤ん坊が、どのように成長していくか、金太郎になるのか。来年はどのような姿で皆様の前に登場するのか。それが、21世紀の進化なのです。
小学生の皆でひっぱれ!
 この赤ん坊を曵いてくれるのは、やはり子供達に限ります。今、慶応大学幼稚舎の子供達約50人に参加していただく予定です。幼稚舎の先生方はじめ、みなさん日本三大祭りの一つである神田祭に参加できるということで、とても盛り上がっています。無垢な赤ん坊とへその緒でつながった現代の子供達。
 どちらもこれからの時代を生きていく希望に溢れた者同士。きっとにぎやかな曵き物になることでしょう。
「ただいま神田錦町の工房で制作中。本番を期待してください!」


今年の附け祭りに登場する赤ん坊の曵き物(模型)。子供達が曵きやすいように軽量化をはかり、発泡スチロールで作られる。お披露目の日も間近だ。
石井壽郎
1965 神奈川県に出生
1988 東京デザイナー学院グラフィックデザイン科卒
1990(株)竹中家具退社
1996 東京芸術大学工芸科大学院修了
1997 同校工芸基礎科 非常勤講師就任
1999 同校先端芸術表現科 非常勤講師就任
    都立工芸高校 非常勤講師就任
1999 リビング・デザイナーセンターOZONE Living Design Gallary「椅子の表情」展
1999 SONY Building SOMIDO Hall+SURFACE
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