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神田資料室

KANDAルネッサンス 53号 (2000.04.25) P.3 印刷用

特集 伝統の暖簾は俺が守る!

若旦那に聞く

1創業年 2お店の住所・電話番号 3ご自身の代ではどのようなお店づくりを目指されていますか。
4先代から言い伝えられられていること 5修行時代の苦労話 6人気メニュー 7今神田で気になるお店
8最近神田の町に感じていること 9趣味 10お店のPRを込めて、熱いメッセージを!


商売の基本は挨拶から 浅野屋
三代目 小林伸行さん(44歳)

1 創業75年(大正15年)
2 千代田区猿楽町2-7-6 03-3291-4327
3 若い人からお年寄り、子供まで気楽に入れるような、敷居の低いお店にした。蕎麦屋はあまり高級すぎてはいけない。もっと庶民的でなくては、と思います。
4 「店は絶対閉めるな!親が死んでも…」「のれんを出したら下げるな!」
5 今もこれからも修行です。
6 とろろそば(¥800)、鴨せいろ(¥900)、天ざる(¥950)
7 高田屋(外食産業のシステムのリサーチ)
8 コンビニ、ファーストフードが多すぎるせいか、買い物をした時のおきゃくさんとのコミュニケーションがない。義理・人情が失われつつあると思います。(味も大切ですが、交流も大切!)
9 ゴルフ、水泳、テニス
10 休憩時間をとっていません!(11:00〜20:00まで通しで営業しています。)・季節感を取り入れたメニューをいつも考えています。・夜には昼間と違った落ち着いた雰囲気で、お酒と蕎麦屋ならではのおつまみが楽しめます!・家族でやっていますので、アットホームなお店です!

納得いくまでこだわります 松翁
初代 小野寺松夫さん(50歳)

1 創業19年(昭和56年)
2 千代田区猿楽町2-1-7 03-3291-3529
3 本物指向、自然食指向。ポン酢などもレトルト品を使わず自店ですべて作りたい。
4 なし
5 脱サラのため、一日中の立ち仕事でアキレス腱あたりが腫れ、帰宅途中の満員電車中で立っていられな かったこと。
6 けんちんうどん(¥950)、天ざる(¥2100)、ざるそばとけんちん汁(¥1150)
7 特にナシ
8 再開発(神保町)でどのように変わっていくか気になります。
9 食べ歩き
10 1997年6月に現在地(猿楽町2丁目)に転居しました。以前に比べ広くなりました。一品、一品注文を受けてから作りますので、時間がかかりますが、ぜひ一度召し上がってください。天ぷらは活魚を使用し、揚げたてを何回かに分けてお客様へ提供しています。

神田発のシグナルを発信します! やぶ仙
二代目 横内光雄さん(54歳)

1 創業50年(昭和25年)
2 千代田区神田小川町3-6 03-3219-5467
3 将来的には売上げを気にせず、神田のこの場所にこういうお店があるという印象的な、個性ある店作りを目指したい。
4 二代目でもあるし、初代とは違う形態の店になったので、特にないですね。
5 昭和50年ぐらいまでは、慢性的な人手不足だったので、修行する余裕がなく1日中で出前をしていた。あとは、ひたすら自分で勉強!休日などに知っている蕎麦屋で手伝い。
6 雑炊うどん(¥800)、いかせいろ(¥800)、あげそば(¥600)
7 いくつか気にしている所はあります。
8 個性ある零細の個人商店が姿を消しつつあること。商店会あるいは町の組織が機能しにくくなってきたこと。
9 マージャン、読書、日曜大工。でも今は仕事の中から見つけ出している。
10 地上げの嵐をかいくぐり、何とか存続してきました。そのかわり二代目以上続いている商店は数軒になり、商店街としては死んだ町になった。蕎麦屋という業種だからできたと思う。知らず知らずにのれんを守ろう、家業を大切にしようという気概、心構えができていたからだと思う。お客様にこれが神田の蕎麦屋か、蕎麦というものはこういうものなのかという気概を持っていただけるような、神田発のシグナルを発信し続けられる店でありたい。


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