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KANDAルネッサンス 51号 (1999.10.25) P.6 印刷用

特集 広告いま・むかし

今の時代に必要とされるビジネスを神田から

株式会社メディック 代表取締役 高藤恭胤氏


最新技術+ユーモア=ヒット商品?!
 今年2月にインターネットで発売された男性用下着「バイオトランクス」は、高級商品であるにも関わらず、現在も毎日10セット以上の売上を誇るヒット商品である。
 通信機器製造のベンチャー企業が、電磁波を97%カッとする新素材をより広く知ってもらおうと開発した個性派商品である。急速に変化する文明社会が生み出した電磁波が、人体に悪影響を及ぼし、果ては人類の繁栄にまで関わる問題であることを知った高藤社長が「人類の救世主になりたい」と一役買ったのだ。販路がないのでネットを利用。それが功を奏し、100枚が3日で完売。客層はパソコン利用者が専らであるが、以外にもゴルフ愛好者にも人気上昇中。「これを履くと確実に飛距離が5ヤードは伸びます」と自信満々の高藤社長。ご自身も毎日ご愛用とのこと。海外からの注目も高く、先日もドイツのテレビに紹介されたばかりだ。
 本業はコンピュータソフト開発。15年前に起業し、産婦人科支援ツールやエイズの百科事典またゲームなど数多くのソフトを開発を手がけている。また、携帯電話などの限られた場所での使用を抑止する通信機抑止装置を開発し、コンサート会場や劇場でのマナーの向上に貢献している。
 将来はシナリオライターになりたいという高藤さんのユニークな発想が、文明の利器“パソコン”を通じて商品化され、世の中にブームを巻き起こしているようだ。
 神田に拠点を置いて久しいが「何よりも交通の便がいい」ことが即戦力になっている。そして仕事柄、秋葉原に近いというのも魅力であり、ここから生まれたビジネスも確実にあるのだ。
 秋葉原のパソコンショップから出る大量の梱包材の中で、発砲スチロールのゴミに着眼した高藤社長は「エコソルブ」という発砲スチロール減容収縮剤を開発した。この液体に発砲スチロールを入れるとゲル状になり、1/50〜1/100に脱泡収縮される。分子構造が破壊されないため再生も有効的におこなえるのだ。使用後の液体は海に戻せるというのも画期的だ。「世界でひとつ」と断言する高藤社長は「夢の島(ゴミ埋立地)の下には発泡スチロールがいっぱい沈んでいる。それを溶かせば10mは地盤が下がるから、さらに5年位のゆとりができるだろ」とユーモア満点。
 単に商品を排出するだけではなく、その後のフォローも含めた商品開発を進め、またビジネスとして成功させるという姿勢には見習う部分も多い。今後の活躍が更に期待される企業である。
千代田区岩本町1-13-6 http://www.medic.co.jp


高藤恭胤 株式会社メディック 代表取締役(インタビュー)
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