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神田資料室

KANDAルネッサンス 35号 (1995.10.20) P.4〜5 印刷用

特集 ふれあい通り商店街

お店紹介

平永町橋ギャラリー
「神田に拠点を!」。神田生まれの写真家・須田一政さんがこのギャラリーを開いて丸4年。今では若いアーティストの情報交換の場となっています。
 
表現したい人 応援します!
 
「うちは、発表したい人なら誰にでもお貸ししています。」と須田さんと奥様のよし子さん。あらゆる人たちの表現の場となっています。須田さんが写真家ということもあって、作品は写真が中心ですが、特に限定はしていないそうです。「皆さんこの場を利用して、色んな試みをしています。そして、アーティスト同志がいつの間にか仲間になって、協力し合っているのがうれしいですね。」笑顔で話す須田さん夫妻のあたたかさが、ここに染みついています。
神田に来ないと始まらない!
 現在は千葉にお住まいですが、お仕事の前には必ず神田で気を引き締めるという神田っ子。「ここはあらゆる人生をあたたかく包み込んでくれる街だね。」と語る須田さんの瞳もあたたかく輝いていました。

宮城奈巳写真展 '95.12.5(火)〜12.17(日)
独特の感性で人々の日常を写し出す宮城奈巳さんの個展第3弾。なにげないスナップに、宮城さんの言葉にならない思いが強く感じられます。

神田須田町2-12-5 (月曜休廊)

やまなか 神田
 入口に並ぶ飛石のちょっとした空間が気分を落ちつかせてくれる本格和食料理店。この道20年の山中英司さんが腕を振うお料理は、味、色使い共に最高級。

味は10人10色。だから美味しい
 
 和食の職人として東京中の和食店を知る山中さんは、「味は10人10色です。もう少し濃い方が好きとかあるけど、でもそれは好みだからさ。私は誠心誠意おいしいものを楽しんでもらいたいだけで毎日が一生懸命。“おいしかったヨ”と言っていただけるとそれだけで充分。自分の店だからね、手抜きは禁物」。と厳しい面もチラリ。お昼は色どりの美しさと季節を食す松葉弁当(950円)、焼魚定食(800円)、刺し身定食(800円)などがあり、調(丁?)度良く焚き上ったご飯がまた人気。他には500円から楽しめる珍味などがあり中でも季節の野菜料理は女性客にオススメのメニューです。また5000円からのおまかせ料理は、山中さんの腕のふるいどころ。目で楽しみ、そして口で楽しみあとはゆっくりと語らいを—。そろそろなべ料理でもいかがですか。
2店目も神田に
「駅から離れた静かな場所にお店を開きたくて、神田と日本橋辺りで探していたんですがこの場所はなかなかいいですね。もう1件神田にお店を出したいんです」と山中さん。口コミでやってくるお客が多く、会社の社長や役員などが半分以上だとか。神田には品のいいお客が多いという山中さんですが、上品な店内に惚れてやってくるという方が多いのでは…。秋に茶碗類の衣変え、これからの季節料理をより一層楽しませてくれそう。お酒の種類も豊富です。

お昼11:30〜13:30 夜17:00〜22:30 *座敷あり 神田須田町2-12-5 

むぎたん
 時代劇から飛び出してきた様な店構え。その名の通り、麦めし・牛タン料理をたんと食べさせてくれます。

“めしや”にこだわり2年半

「とにかく“めしや”がやりたかった。それも時代劇に出てくる様な。」と店長の久米善夫さん。店内はカウンターと大テーブルが2つ。みんなで肩を並べて“めし”を掻っ込む。知らない同志でも会話がはずむ。久米さんのこだわりがしっかり伝わっています。
 食材も、全国から選りすぐったものだけを取り寄せるというこだわりぶり。むぎたんならではの新鮮な牛タン料理が揃っています。「あくまでも素朴に。おいしいものだけを!」と笑顔で話す久米さんのこだわりが、私たちを堪能させてくれます。
<メニュー紹介>
・むぎたん定食 1030円 ・和風タンシチュー定食 1130円 ・牛タン雑炊(玉子入り) 580円 など
他にもタン料理がたくさん!
神田東松下町49 

コーヒーモンド
 駅周辺には喫茶店が多いもの。しかしここ、コーヒーモンドはコーヒーに加え家庭料理を味わえるランチが大好評。親子の気の合ったコンビがかくし味かも!

神田で27年。喫茶店で夢実現。

「私は生まれが神保町で、母親の代からこの通りで商売をしていましたが、新幹線高架ができてから喫茶店を始めました。娘の夢でもあったんです」と高橋三枝子さん。その高橋さんの相棒亜樹子さんは町会のお囃子を始めて2年目のお祭り好き。「お祭はやっぱりお神輿ですヨ」とキッパリ言うところはやはり神田っ子。

6時間に費やす理由(わけ)

 気になる家庭料理の味は日替りランチで楽しめます。一カ月ごとにメニューが変わりますが、人気はしょうが焼弁当、手作りコロッケ弁当、ビーフカレーやハンバーグにコーヒー付で900円。出前もOK。そしておススメは、アイスコーヒー(330円)。ダッチという機械で6時間かけて出す水出しコーヒーは、後味がさっぱりしていて、いつでも入れたてのおいしさを楽しめます。じっくりと時間をかけて出したアイスコーヒーには何だか高橋さん親子の神田への深い思い入れが溶け合っているような気分になります。「目が肥えて渋い。同じ下町とはいえ、山の手とは違ったプライドを持っている人が多い所が神田ね」と三枝子さん。なるほど!!

鍛冶町2-11-18 

薬王堂
 平成通りに面した交差点にある漢方薬の老舗。店内の調剤室には、初代近藤莫(さだみ)さんから受け継がれている木製の百味(ル:ひゃくみ)箪笥があり、引き出しいっぱいに漢方薬が入っています。現在は2代目莫昭さんがその箪笥を守っています。

漢方薬のすゝめ

「最近は若い女性のお客さんが増えていますね。以前は漢方薬というとお年寄りの方々が健康維持のために飲むものというイメージが強かったのですが、最近はストレスや不眠症、肌荒れ、アトピー性皮膚炎などに悩むサラリーマン、特にOLの方がよく見えます。漢方薬は1つで様々な症状に効力があるので、お客さんの健康状態、精神状態を会話の中から汲み取って、その人に合う漢方薬を調剤します」と定(店?)員の高橋さん。昨今の漢方の人気は、体に無理がなく、自然に順応した治療法として関心が深まっている東洋医学をますます私達に身近なものにしているようです。
馬に魅せられて…
 店内には馬の絵や写真、置きものなどがあり雰囲気を和ませてくれます。その中の一つに実は乗馬歴10年になる近藤さんは、現在岩手の馬場に3頭の馬を持つ大の乗馬ファン。きっかけは岩手への社員旅行。今は雪の中での乗馬が最高なのだそう。馬の背から見る世界は格別で、気分転換になり年齢層が幅広いスポーツなので出会いが多いのが魅力だとか。また高橋さんは日本では歴史の浅いウエスタン大会への出場経験があるベテラン騎手。
 ゆったりと心身を休めることの大切さを教えてくれる心の薬が常備してあるお店です。

鍛冶町2-10-1


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