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神田資料室

KANDAルネッサンス 34号 (1995.07.20) P.4〜5 印刷用

特集 太田姫稲荷神社界隈

世界観ギャラリー
 「アートが人々に自然に受け入れられる場もつくりたい!」間瀬藤江さんの願いと、「ここを人々のコミュニケーションの場にしたい!」オーナーである額田ひかるさん(額田内科の院長先生)の願いがつながったのが11年前、昭和59年のこと。

アートとの出会いのきっかけ作り

「アートは特別なものではないのです。アートをもっと人々の身近に…ということで、毎週色々な企画をやってきました。今では、作家たちをきっかけにして広がった情報でいっぱいです。これからも色々なアートを、その作家と接しながら紹介していきます。」と間瀬さん。お気に入りの作品に出会った時の喜びを心の宝物としていつまでも輝かして欲しい—心のオアシスがここにあります。

クニちゃんの交遊録(仮) '95.8.1(火)〜8.6(日)

 あたたかさの中にも洞察力に富んだ似顔絵で知られるクニ・トシロウさんの個展第2弾。今回は、100にも及ぶ似顔絵・書・友人たちに宛てた絵手紙など約150点が並ぶ予定です。表情豊かな絵と書を見ながら、描いた時のクニさんの心中などを想像してみては如何でしょうか?
神田小川町3-28-13 
タイ国料理店 BAN KUN MEI(バン クン メイ)
情緒あふれる壁画と、いくつかの置物と、流れてくるポップス…。店内にはタイの匂いが漂っている。

チンさんの料理は“おふくろの味”

「バンクンメイ」とは、タイ語で“母の家”という意味。その名の通り、コックのチンさんが様々なタイの家庭料理を楽しませてくれます。
「タイ料理というと“辛い!”と思われがちですが、家庭料理はそんなことないですよ。勿論、辛いものもあります。この店のメニュー表には、辛いものにマークをつけて、お客様にわかり易くしています。それでも不安な方は、どうぞ何でも聞いて下さい。」と店長の熊谷優さん。食材や香辛料は全てタイから直輸入しているそうです。

豊富なメニュー 料理だけでも33種!

 オススメは、一番人気のグリーンカレー(1200円)、手作りさつま揚(1000円)など。他に日替りメニューもあります。お酒はやはりシンハービール(600円)、メコンウイスキー(400円)。ワインや純米酒も揃っています。お得なディナーセット(3500円〜)、レディスセット(1800円)、日替りランチ(800円〜)も人気。
 これからの季節にはシンハーをグイッと一杯。そしてスパイスのきいたチンさんの料理で暑さを吹き飛ばそう!
神田駿河台3-3 イヴビル2F 
酒亭 大はら
 昭和57年より渡辺冨士子さんが始め、お馴染みさんもかなり増え、口コミで見えるお客さんが多いそうです。

私の個性がお店の色

「とにかく自然のまま、ありのままの色を出すことが結局お店の雰囲気作りに一番良い状態が生まれてくるのではないかしら。無理するとすぐにボロが出てくるでしょ。その点私は、自分の思った事はきちんと言う方だと思います。もちろんお客様に対しても同じですよ。」とにこやかにそして時には厳しくお話しする渡辺さん。太田姫神社周辺はオフィス街のせいかお客さんはとてもマナーがよく、町に対してはとても知的なイメージを抱いているとこのこと。何よりもうれしい事は、お客さんからの暖かい声を頂くこと。渡辺さんにとっては心強い応援歌になっています。
魚はその日の顔を見て…
 さて気になるお料理は魚がメイン。毎朝板前さんが市場へ行き魚の顔を見て決まります。値段は500円〜1200円とリーズナブル。お昼の人気は焼魚・煮魚・旬のフライ(各800円)、まぐろ丼(900円)。夜は、和風しゅうまい・さつま揚(各800円)、鰯はさみ揚(700円)の“大はら名物”がオススメ。
 周りの騒がしさを緑の森が吸い込み一帯は静かな夜の顔を出しはじめます。酒とおしゃべりをゆっくりと楽しみたい人達に愛され続けているお店です。
姉妹店 酒処 ささや
 以前大はらに勤めていた岩井紀代子さんが姉妹店として同ビルの地下にお店を出したのが7年前。実は岩井さんは渡辺さんの妹さんなのです。

毎日100種類のメニューが揃ってる!

「上の姉の店よりは気楽な雰囲気のお店なの。」と岩井さん。毎日切らすことのない100種類ものメニューの中で人気なのが、はんぺんチーズ揚げ(600円)・カレーポテト(700円)・砂肝スタミナ焼(650円)とお酒がますます進んでしまいそう。また、お昼はひき肉のそぼろといり卵の色が食欲をそそるささや弁当(850円)が人気。女性客には雑炊(750円)が好評で、さばのみそ煮(750円)とヘルシーな家庭の味を楽しめます。

整然としているこの町が好き…
 お客さんは専ら近所のサラリーマンやOLなので、できるだけ居ごこちの良い空間を心がけているとのこと。お店に頻繁に出る姉の渡辺さんとは対照的に岩井さんは裏にいることが多いとか。くつろいで会話ができるようにと岩井さんの心遣いがうかがえます。しかし渡辺さんと共通していることは“自然な笑顔”。どなたにも誠意を持って接することがモットー。「満席の時は姉のお店を紹介したり、逆に姉の方から紹介されたりしてるのよ。」地下1階と5階を結ぶ心強い姉妹線が走っています。

酒亭 大はら 
神田駿河台1-6-7 福村ビル5F 
酒処 ささや
神田駿河台1-6-7 福村ビルB1 
RESTAURANT & BAR DANDY
 20年前喫茶店としてスタート。7年程前に現在のスタイルになり、今年4月からはランチも始めています。神保町出身の三輪幸男さんが選曲したジャズピアノが店内に心地良く流れています。

一日の疲れをここで…

「駿河台は学生の街といわれていますが、どちらかというとここはオフィス街ですね。お客様の大半が会社員の方々です。一日の仕事の終え、疲れを癒し、心がリラックスできる雰囲気づくりを心かけています。」と三輪さん。
 ガラス貼りのお店なのに不思議と落ち着いてしまうのは、ガラス越しに見える青々とした並木の緑と、店内に流れるジャズのせいかもしれません。日中は出入口の扉をオープンにし、そこから爽やかな風が道ゆく人々の足音とともに入ってきます。まるでジャズピアノの軽快なリズムにのって足音までもがリズムを奏でているかのよう。夜になると店内は優しい光に包まれ、まるで並木の中の止まり木をイメージさせます。

神田駿河台3-1  ランチ11:30〜14:30 ダイニング・バー18:00〜24:00
お茶の水図書館
 「家庭を持つ女性にも文化的な生活を送ってほしい」。主婦の友社の創業者石川武美氏の女性の向上と家庭の幸福を願う理念から設立された石川文化事業財団の中心事業として昭和22年に開館しました。

すべての女性へ—

 女性問題をはじめ、女性誌・生活誌など広く女性に関する図書や雑誌を中心に図書約13万冊、雑誌約760種に及び、また雑誌「主婦の友」は大正6年3月号の創刊号から現在まですべてそろえた女性専用の図書館です。また、女性に関するマンガのコーナーも充実しているのも興味深いところです。
 特別図書として成簣文庫、竹柏園本があり、また毎月1回開催されている「教養の集い」は、各界の専門家・識者を招いて講演会を行っています。
 徹底した奉仕の精神で築き上げられたお茶の水図書館。今でこそ女性の社会参加があたり前になってきましたが、以前から女性の地位を尊重されていた創業者の先見性には驚かされます。働く女性には欠かせない充電場所ともいえるでしょう。

開館時間10:00〜18:00
休館日 日曜日、祝日、毎月第一月曜日、年末年始、曝書期間(3月下旬〜4月上旬)
入館料……1回 100円
神田駿河台1-6 お茶の水スクエアB館9F 
神田和泉屋
 表通りから一本奥の閑静な通りにひときわ賑やかなお店神田和泉屋があります。

“本当のお酒”揃ってます

 酒庫の扉が開くと、冷気と共にお酒の香りがフワッと店内に広がりまるで全身清められた心地になります。2代目の横田達之さんは、全国から選りすぐった日本酒(20件の倉・100種)が飲むにふさわしい人が現れるまでわが娘のように大事に預かっているという言わば仲人的存在。日本ではまだ少ないドイツワインを4件の蔵より直輸入し、ドイツ人素朴さがたまらなく好きという横田さんは大のドイツワインファン。輸入したワインは岩手にあるワイン庫で1〜2年ねかし飲み頃になったら神田の店に登場します。お酒のために、店の作りも酒庫は奥の方にあり、店先が一見酒屋らしく見えません。
 最近横田さんが心配しているのは“日本酒の危機”。昨今の地酒ブーム・外食産業の普及等、日本人としての味覚や感覚が失われてきていること。長い食文化の歴史を持つ日本人の味覚が失われることは日本酒が滅びることになると憂いていらっしゃる横田さんが設立したお酒の学校“神田和泉学園”は、「本当の日本酒」を守りたいと今年で8年目。

神田小川町2-8 10:00〜19:00(月〜木曜日)
           〜20:00(金曜日) 〜14:00(土曜日)
GAIA(ガイア)
 店先に並ぶ旬の野菜・果物の生き生きした色が道ゆく人々の目を楽しませてくれる自然色でいっぱいのお店“GAIA”が駿河台にやってきて2年目になります。

夏バテ防止は食事から!

 1階には取れたてのじゃがいもやにんじん・なすなど無農薬の野菜や日替りで入荷する国産大豆を使用したパンがたくさん!水・金・土曜日には焼きたてパンが入荷するとはおいしい話ですね。これからの季節に欠かせない商品をご紹介します。
・産地直送トマト
“月曜日の朝にはその日の朝に収穫したトマトが入荷します”
・にがうり
“沖縄の農家より直送”
・ニセコサイダー(¥160)
“北海道ニセコ山系の天然湧水を使用”
・トマトリンゴジャム(¥450)
“大正時代の料理の本より復活した甘さひかえめのさっぱりジャム”

 毎週火・木曜日はお弁当(¥850)を販売。お弁当の容器を返却すると100円戻ってくるデポジット制を推進され、回収率も高いということです。
p01〜02 3Fのフリースペースでは、参加型のイベントを開催。民族楽器作りや手造りビール入門などなかなか体験できないおもしろいイベントやコンサートが盛りだくさん! 8月は猫の焼き物店を開催。

神田駿河台3-3-13  (平日)11:00〜20:00 (日・祭日)12:00〜19:00


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