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神田資料室

KANDAルネッサンス 16号 (1991.01.18) P.2〜3 印刷用

特集 街の魅力の発掘と未来・V

神田駿河台学生街その3 東京電機大学

電子工学科 ソーラーカーと言えば…… 藤中研究室だ!!
 電子工学科にある藤中研究室が今、注目されています。電気自動車、超電導、そして太陽電池について研究を進めている学生達。さっそく研究室5501号室をのぞいてみました。
歴史ある神田にもこんな先端技術の場がある!
 交通量の増加に伴って、地球の空気は窒素酸化物や二酸化窒素に汚染されています。そのため、自然環境保護があちこちで謳われている昨今、地球の未来に希望の光を与えてくれる技術革新が着々と進められているのをご存知でしょうか?
 無公害、無尽蔵の太陽エネルギーを利用したソーラーカーがそのひとつ。この開発に取り組んでいるのが、電子工学科教授の藤中正治先生なのです。
 そもそものきっかけは、ハンダごてを持って過した少年時代に遡ります。秋葉原の電気街へよく通っては、ラジオやテレビを作っていたということです。そんな電気大好き少年だった藤中先生は、東京電機大学へ入学し、太陽電池の研究を始められたわけです。
 さて、肝心のソーラーカーをご紹介しましょう。
太陽電池を積んだ電気自動車なのである
 藤中研究室で開発されたSOURA-88は、太陽光を電気にかえる太陽電池を乗せた電気自動車です。
 本体は、バックアップしてくれているホンダのCR-X。
 エンジンがないため、走行中は驚くほど静かです。また、夜や雨の日も使えるようにとこの車にはエネルギーを蓄積する機能が備えてあり、一回の充電で150km走ることができるそうです。
近未来は太陽エネルギーの家電製品を
「21世紀には化石燃料を消費せず、自然の光をエネルギー源にしなくては——」とおっしゃる藤中先生。これを光産業革命と呼んでいるそうです。先生の夢は車だけに留まらず、いつかは太陽エネルギーを家電製品一つひとつに利用できるようにしたいとのこと。未来を想像するのが楽しくなってきますね。

<SOURA-88の性能>
 乗車人数:2人     空車重量:約1000kg
 最大速度:105km/h  搭載電池:鉛、12Vを8こ 
 モーター:DC、14kw  回生ブレーキ付
 ボンネットを開けると・・・・エンジンの代わりに電子回路やモーターがつまっている。


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